子育てする独身男が仕事と両立させる困難を通じて成長してゆく
マンガは面白い。真面目に読んでも不真面目に読んでも面白い。また、気軽に読んでも真剣に読んでも面白い。その上、朝読んでも夜読んでも面白い。さらに、海で読んでも山で読んでも面白いし、しらふで読んでも酔っ払って読んでも、もちろん面白い。だからマンガを読むのは楽しい。
面白くて、楽しいからマンガを読みます。でも、面白くて楽しいからだけでマンガを読んでいるのではないのです。時にはマンガから人生を学ぶことがあるのです。マンガの登場人物から人生を教えてもらうことがあるのです。
男性が子育てすることはそれほど多くはありません。まして、独身男性が子育てをしながら、仕事との両立に苦悩する、などというのは珍しいといえるでしょう。しかし昨今の結婚しないカップル、あるいは離婚傾向の増大、など世の動きを見ていると、これは必ずしも珍しいことではないのかもしれない、と思わせるものがあるような気がします。意外にももしかすると普通の男性にもその可能性が出てくるかもしれませんね。
夫婦あるいはカップルで子育てする場合でも、子育ては女性の専売特許であるという時代ではありません。男性演ずる子育ての役割が以前よりもずっと多くなっているようです。そうした男性にとっても、男性が一人で子育てに励む姿は共感を呼ぶのではないでしょうか。それは、現実の問題として、仕事との両立という困難に直面します。その苦悩を通して子供だけでなく、自分自身が成長してゆくのです。苦労がありますが、同時に何にも変えがたい喜びもあるのです。日常のこまごまとした繰り返し、いわば毎日の生活をどうしのいでいくかということだけではありません。私たちはその中に、男性の仕事観、幸福観、そして人生観を読み取っていくことになるのです。
今日のマンガは宇仁田ゆみ作「うさぎドロップ」、佐原ミズ作「マイガール」で、人生を教えてくれる登場人物は、その男性主人公です。
まんが②マンガの登場人物は人生を教えてくれます
というカテゴリーのなかで
子育てする独身男が仕事と両立させる困難を通じて成長してゆく
5月26日の日本経済新聞・夕刊アーバンBiz欄、さぶかるウォッチングの中で、「天」氏は次のように書いています。
・・・
さぶかるウォッチング「子育て独身男 「仕事と両立」苦闘に共感
子育てする男性を描いたコミックが相次ぎ登場している。不遇の子供を予期せず育てることになる独身男。訳あって母親は不在。となれば物語を転がすのは仕事と子育ての両立の難しさだ。マンガ家自身の子育てを軽い筆致で描くエッセーコミックが人気だが、こちらはフィクションゆえの重めの設定。「仕事とは」「幸福とは」。そんな自問を通じて成長していく男性像が提示される。
宇仁田ゆみ描く「うさぎドロップ」の主人公は死んだ祖父の隠し子の六歳の娘、りんを引き取ることになった三十男。家では禁煙、保育園の送迎で抱っこするため肩掛けバッグに代える、刺激的な番組は避ける、と気ままな生活は一変。没頭していた仕事も、時間の融通が利く部署に自ら配転を申し出る。こっちの課はおれがいなくなってもいずれは落ち着く」「でもりんのことはそうはいかん!・・・と・・・思う」
「マイガール」(佐原ミズ著)の二十三歳の主人公は、五年前に別れた恋人の死で自分に五歳の娘がいることを知り、父娘二人の生活を選ぶ。
二、三十代の男性の子育て観、家族観を映したような両作品だ。(天)
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うーん。
あなたはどう思いますか?
男性のあなたは、子育てを通して仕事観、幸福観、そして人生観を読み取ってみませんか。
女性のあなたは、伴侶の男性が男性であるがゆえに直面する苦悩に想いをいたして見ませんか。
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